親愛なる友人の貴方に伝えたい私の気持ちを
私の大切な友人へ。
貴方の姿が見たいのです。いつもの貴方らしく元気でそして瞬時に周りを和やかにする会話術。
ハキハキ喋るその姿は好感が持てるもので、多くの知識を持った貴方は皆の人気者でした。
でも、当然引っ越しをして、メールは届くけれども返信がなく、一度メールをくれた際には貴方は、今人に会うのは難しい、辛いのだと告げていました。
話せば長い事でもあり、貴方が背負うものはとても重く、私たちに分けてくださいと言ったとしても、分けられるものでも、代わりに背負ってあげられるものでもなかった。
貴方は一度に大切なものを沢山失ってしまった。どういう理由かなんてことはわからない。だけど、理解者であるはずの父親、そして実の兄、義理の姉、そして家を失ってしまった。
むしろ、貴方はその家を疎んでいたところもあったけど。
だから、いつもスケジュールは友達と遊ぶことでいっぱいで休みなんてない程。家に帰りたくないのか、家に帰るのはいつも家の人達が寝静まった時間で。
それでも貴方はいつもめげずに元気だった。もしかしたら空元気だったのかもしれないけれど。そんな貴方に会えなくなってもう2年を超えたような気がします。2年超えてまだ貴方の中には、皆には会えないという感情がありますか?会ったら、一番に聞かれるであろう「今までどうしていたの?」とかが怖いですか?
私は友人として貴方がとても大好きで、大切です。貴方がもし本当に聞かれたくないことなら聞かないですし、逆に聞いてほしい事ならどんな事でも聞きましょう。だからどうか姿を見せてください。貴方の元気な姿を。
そして、願えるのなら貴方の歌を聞かせて下さい。高く低く歌う貴方の声は曲に寄り添い優しく艶やかに心に残ります。優しい歌声を聞かせて下さい。とても大切な友人である貴方に痛みも悲しみも拭い去ってしまっていますように、私は心から願います。
どうか、貴方の痛みが消えてしまいますよう、貴方が皆の前に以前と変わらない微笑みを添えて姿を見せてくれるその日までずっと、貴方の心の安寧を願っています。どうか・・・貴方の声を聞かせて下さい。親愛なる友人の貴方へ。